Chef’s Interview 03
Ryota MoritaSawamura
沢村森田 良太 シェフ インタビュー
沢村森田 良太 シェフ インタビュー
もともとパスタに使うデュラム小麦粉を高い製粉技術で細かく挽くことによりパン用粉に。お店ではフォカッチャに使用。吸水性が良く、生地にボリュームが出て、歯切れも良い。食パン、バケット、ハード系など、幅広い可能性のある製品。
外麦はボリュームがすごい出やすく、食パン向き。内麦はボリュームは控えめだが、歯切れが良く、ハード系のパンに向いている。お店ではルヴァンというパンにサンテグラン(フランス産小麦)を使用。10~15%の配合でも、風味・歯切れ共にかなり特徴が出る。産地で使い分けるのも面白いと思う。
これだけ種類豊富なライ麦を扱っている製粉会社は他に無い。お店ではK,E,Dを採用。パンにより、様々な粒度のものを使い分けている。ライ麦を多く配合するドイツパンなど、パンにずっしりとした重みを出したい場合は食感を邪魔しない細かめのライ麦粉Kを使用。しっとり感とどっしり感の重みをライ麦で出している。
ライ麦は足がはやいので、フレッシュさが大事。リードタイムが短い点はライ麦を使う面で、とてもプラス。
ベーカリー&レストラン 沢村
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-18
https://www.b-sawamura.com/